X-20  DYNA-SOAR  

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モデルの解説

第二次大戦中、ドイツの航空技術者Eugen Sängerは新型の爆撃機を研究していた。
それは、有翼の宇宙船をカタパルトで発射し、ロケットエンジンで加速して宇宙へ飛び出し、 大気圏の上をスキップするように飛んで地球の裏側を攻撃して帰還するというものである。
Sängerの構想は実現しなかったが、このアイデアは1957年にアメリカ空軍によって DYNA-SOAR計画として復活した
DYNA-SOAR有翼往還機がX−20である。
X−20はタイタンロケットの先端に搭載され打ち上げられる予定であったが、結局、テスト 飛行もされないまま1964年に計画は中止してしまった
1960年代の宇宙開発の中心は、月着陸を目指したアポロ計画であり、国家の威信をかけてソ連 と勝負していたため、他の計画に力を入れられなかったという事と、軍事的にはICBMの命中精度 の向上により、X−20の存在意義が薄れた事などが、計画中止の理由である。
DYNA SOAR

完成写真

完成写真

完成写真

PNG 版
X-20 DYNA-SOAR 型紙1(188KB)  DOWN LOAD
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JPG 版
X-20 DYNA-SOAR 型紙1(258KB)  DOWN LOAD
X-20 DYNA-SOAR 型紙2(162KB)  DOWN LOAD

ディスプレイ・スタンド (65KB)     DOWN LOAD
ポイント

  • PNGまたはJPGのいずれかの型紙をダウンロードしてください。
    PNG形式の方が画像が綺麗で、ファイルサイズが小さくてよいです。
  • DYNA-SOARは2枚の紙を使用しますが、倍率が同じになるように注意して印刷してください。
  • コピー用紙で製作するよう設計しています。厚い紙を使用すると切り口が目立ったり、寸法が合わない 部分が出るかもしれません。
  • インクジェット専用紙なら発色が良いので綺麗に仕上がります。
  • 翼の途中からノーズ部分がやや持ち上がっている形状が特徴です。
  • 赤い線をカットします。 線が残らないように切ると綺麗に仕上がります。
つくりかた

1
step1 まず、背骨になる部品を作ります。
船なら竜骨
張り合わせを失敗するとねじれやすいので注意してください。
2
step2 翼の部品を曲げます。前縁になる部分は折らずに、丸く曲げます。
糊代も曲げておきます。
3
step3 背骨を翼に貼り付けます。
そしてエレベータの内側の垂直面を立てます。
4
step4 2枚の垂直尾翼をつくります。
5
step6 尾翼の糊代を翼の内側に貼ります。
この位置に
6
step7 翼上面を背骨に貼り、次にエレベータ部分を貼り合わせます。
このとき翼がねじれないよう、平らな場所に置きながら行ってください。
7
step8 翼前部の部品をさきほどと同様に曲げてから、下面側を貼ります。
8
step9 次に上面側を貼ります。
貼る前に、ノーズがやや持ち上がるようになる事を確認してください。
9
step10 ここも貼ります。
10
step11 胴体を組立ます。
まず、こんな感じに糊代を貼ります。
11
step12 後部上面を貼ります。
後ろ側(矢印)の糊代は、きつくまげて接着剤を付けた状態で浮かせておき、 左右を貼って形を整えてから、貼り合わせるようにするとうまく出来ます。
12
step12 ノーズ上面の部品に丸みをつけてから、胴体部に貼り合わせます。
ラインに合わせてください。
13
step12 胴体と翼をドッキングさせます。
即乾式の糊だと失敗しやすいので、比較的乾燥の遅いものを使用するとよいです。
14
step12 ノーズ上面の部品を下側で貼ります。
15
step12 ノーズ上面の部品を下側で貼ってから、ウインドーシールド(?)を貼って閉じます。
最後に先端のコーンを取り付けて完成です。



X-20実物大モックアップ



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