発泡スチロール・カッター


電熱線カッターをつくりました。

一般的には、ニクロム線とそれ用の電源を使用するのだが、インターネットで調べたら、もっと簡単な方法が みつかったので試してみました。

電熱線にはステンレスワイヤー、電源はバッテリーの充電器 で出来るというのです。

これまでは、適当なニクロム線はそのへんのホームセンターで売っていなかったし、専用に電源を購入するのも お金がかかるので、発泡スチロールの切断にはカッターやノコギリを使用していました。
でもカッターだと厚いものは切れないし、ノコギリだと真っ直ぐにしか切れないうえ粉がたくさん出て、切り口 もきたない。
そうです。電熱線カッターは夢のツールなのです。
やっぱり、21世紀だからこれくらいは使わないとね・・・・?












じゃーん


電熱線カッター
  1. ステンレスワイヤー  φ0.35
    今回は適当に作ったら長さが約300ミリになりました。
  2. ターミナル
    ボルトにワイヤーを留めているだけです。
    ここに充電器を接続します。
    接続状態
  3. 張力装置
    要するにパンツのゴム。 ワイヤーの熱膨張による伸びを吸収します。
  4. ヒンジ
    ボルト一本でゆるく留めて動くようにしています。


充電器 電源 ・・・・ 普段使っている充電器

STANLEY ELECTRIC,CO.
RUSH−1.5

  • 出力 DC12/6V 1.5A
  • 入力 AC100V
  • 使用ヒューズ 2A(標準は)



全てその辺にあった材料でできてしまいました。
こんな事ならもっと早く作れば良かったってかんじ。
ワイヤーも物置・・・、
ワイヤーも研究所に有った、太さ0.35mmのものを使ったら丁度よかったみたいです。

出力電圧を切り替える事で、切れるスピードが変わります。
6Vだとゆっくりと切れます。
12Vにすると、ちょっと速すぎるかもしれません。
切り込んで送りを停めると周囲が融けます。
ゆっくり切ろうとして送るスピードが安定しないと、切り口がスジ状のムラになります。
ワイヤーの張力により切れ込む範囲で、なるべく速く切るのがムラにならないコツのようです。

6V とか 12V とか言いましたが、6V や 12Vのバッテリーに充電するので、 実際はそれ以上の電圧です。
電流はどれだけ流れているかわかりませんが、ヒューズは切れませんでした。
怪しいと思って中を見たら、10Aのヒューズが入っているではないか!
ま、いいか。 でも注意しないとね。
電源を入れた状態で、クリップをターミナルにつなごうとすると、バチバチと火花 が出るので、それなりに電流はたくさん流れているみたいです。









製作中
これに使った





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